【速報】川中島建設が中部建設工業を吸収合併

業界の動き

TОSYS(小川亮夫社長、長野市)は8月22日開催の取締役会で、同社連結子会社・川中島建設(小川亮夫社長、長野市)が中部建設工業(加藤誠社長、長野市)を吸収合併することを決議した。合併期日(効力発生日)は10月1日。合併方式は川中島建設を存続会社とする吸収合併方式。

 

同社の総務人事部は合併の目的を「川中島建設と中部建設工業が統合することで、経営の効率化・迅速化・施工体制の充実を図り、経営基盤の強化を行うため」と説明している。

 

存続会社となる川中島建設(長野市篠ノ井布施高田)は資本金4000万円で株はTОSYSが100%所有。消滅会社となる中部建設工業(長野市中御所3丁目)は資本金2000万円で加藤誠社長が100%の株を所有している。

 

川中島建設の完成工事高は土木を中心に20億円内外、中部建設工業は土木7億と建築3億の合計10億円前後で、2社の完工高を合計すると30億円程度になる。川中島建設は国土交通省に強く、中部建設工業は県と長野市に強いと言われてきたため、合併により両社の長所を補完することで経営がより強固になると見込んでいる。

 

中部建設工業の社員30人は全員、川中島建設に移り、雇用は100%確保されるという。

 

両社は、もともと初代加藤倉之助氏が率いる加藤組が本元。襲名した子の2代目倉之助氏が川中島建設を、番頭役で娘の登良さんの娘婿だった重蔵氏が中部建設工業を、それぞれ興こした。川中島建設は息子の正男氏、その息子の智久氏と引継ぎ智久氏の代でTОSYSの100%子会社となった。中部建設工業は子の和男氏、その娘婿の誠氏とつなぎ、今回TОSYS傘下の川中島建設に合併することで、形の上では元の加藤組に戻ったことになる。